"駄句 夏"の記事一覧

くものみね(雲の峰)

馬車道に風立ち始む雲の峰       Labyrinth(ばしゃみちにかぜたちはじむくものみね)副季語に  入道雲  積乱雲  雷雲  峰雲積乱雲のことである。垂直に大きく延びた濃い雲で、巨大な塔や山の形をしている。この雲は水滴と氷晶からできていて、雷電・驟雨・突風など伴うことが多い。積乱雲は四季いつでも起こるのであるが、雲の峰といえば…

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なつのそら(夏の空)

フォトグラファー逝きて夏空あお極む             Labyrinth(ふぉとぐらふぁーゆきてなつぞらあおきわむ)副季語に  夏空  夏の天  夏天入道雲の光る夏の空の量感は独特である。夕立の去った後の空はさわやかだ。夜空には花火が打ち上げられる。    (合本俳句歳時記 新版 角川書店編)冬生まれのあの方には、この季語は合わな…

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あおがき・おをがき(青柿)

絹の道小さき青柿ころがれり       Labyrinth(きぬのみちちさきあおがきころがれり)副季語はナシ夏の間、柿はまだ青くて大きくなっていく。渋を採取したり、生け花に用いられる。    (合本俳句歳時記 新版 角川書店編)  

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