"駄句 春"の記事一覧

ひなが(日永)

採血の仕損じ幾つ日の永し       Labyrinth(さいけつのしそんじいくつひのながし)副季語に  永き日春分から少しずつ日が伸び始める。日中ゆとりも出来、心持ものびやかになる。 暦の上で最も日の長いのは夏至の前後であるが、 春は冬の短日をかこった後なので日が長くなったという心持が強い。                   …

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かげろう・かげろふ(陽炎)

陽炎立つスクランブル交差点       Labyrinth(かげろうたつすくらんぶるこうさてん)副季語に  絲遊(いという)  絲子(いとし)春の日、つよい日射しのために空気の密度分布に異常が起こり、ゆらゆらと物の形がゆらいで見える現象である。余り近づくと見えないが、この陽炎の盛んな時は炎のようにもえて見える。夏にもある現象だか春に多く…

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はるのつき(春の月)

春月を背にストリートミュージシャン       Labyrinth(しゅんげつをせにすとりーとみゅーじしゃん)副季語に  月朧  朧夜朧にかすんだ春の月である。 薄絹でも垂れたような、柔らかな甘いかすんだ感じである。 朧夜はその月のある夜。朧月夜を略した語である。           (合本俳句歳時記 新版 角川書店編)

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