"駄句 冬"の記事一覧

くま(熊)

熊穴に入るや入らぬや秋津島       Labyrinth(くまあなにいるやいらぬやあきつしま)副季語に  羆(ひぐま)  熊の子  熊穴に入る普通に熊と呼ばれているのは、つきのわぐまで、胸部に月の輪形の大白斑があり、本州と九州に棲息する。ひぐまは、それよりはるかに大型で、北海道に限り棲息する。夏はかなり活動的で、水泳・木登りなど巧みで…

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りつとう(立冬)

大風の疵そのままに冬に入る       Labyrinth(おおかぜのきずそのままにふゆにいる)副季語に  冬立つ  冬に入る  冬来る(ふゆきたる)  今朝の冬二十四気の一つ。陽暦十一月七日か八日が大抵それにあたる。まだ四囲の自然は秋色濃いが、いくぶん日中の日差しは弱まり、日暮れが早くなって、朝夕は手足の冷えを覚える。「今朝の冬」は立…

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かん(寒)

寒のうち陽を眩しめる路地の猫       Labyrinth(かんのうちひをまぶしめるろじのねこ)副季語に  寒の内  寒九(かんく)寒の入りから寒の明け(たいてい二月四日)の前日まで、 すなわち小寒・大寒を合わせたおよそ三十日間が寒である。 寒に入って四日目を寒四郎、九日目を寒九という。 その寒の内に行われる風習や行事は寒まいり…

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